第九回三輪清浄 宇高通成研能会
~東日本大震災復興支援公演~
平成24年3月10日(土)
於 東京 国立能楽堂 午後二時始曲
狂言 「佐渡狐」 三宅右矩
能 「実盛」 宇髙通成
挨拶:
いつも私の研能会にご支援下さいます皆様に心より御礼を
申し上げます。
六月に予定致しておりましたこの会を、東日本大震災の
影響で延期させて頂きましたところ、計らずも一年前の震災
前日に開催の運びとなりました事、何かのご縁と心得、震災
復興支援の公演とさせて頂きました。
昨年は震災直後、あらゆる催しが中止になる中、郷里・松山に
於いて、いち早く復興を祈念した東雲神社能を市の協力を
得て、四月四日に開催させて頂きました。
今なお、復興にご尽力されておられます多くの皆様にささやか
ですが入場料の一部をお届けさせて頂きたく存じております。
お能の選曲も考えあぐねましたが、六十を越えた武将
「実盛」が白髪を染めて戦に臨むという、不屈の魂をテーマに
した曲を選ばせて頂きました。私自身も六十の半ばに至る、
いわば老兵士ではありますが、果敢な日本人の姿をお届け
出来ればと願っております。
時節柄、御多用の事とは存じますが、皆様お誘い合わせの上、
多数御来会賜りますようお願いを申し上げます。
あらすじ:
齋藤実盛が討死して二百余年後、ある僧(多阿彌上人という) が加賀国篠原で念仏説法していると、余人には姿の見えない 一老翁が毎日聴聞に来るので、僧が不審に思うと、老翁は終に 自分は実盛の亡霊であると打明けて、池の辺に消え失せる。 僧は奇特の思いをして、実盛の首を洗った池の辺に出て、夜も すがら念仏回向すると、実盛の霊が現れて、錦の直垂を着て この故郷の篠原の戦に出て、髪を墨で染めて奮闘し、遂に 手塚太郎に討ち取られた懺悔物語をする。
◆正面指定席 7,000円 脇正面指定席 6,000円
中正面自由席 5,000円 学生券/中正面自由席 2,000円
詳しくは、事務局までお問い合わせください。
TEL・FAX:075−761−5639
メール:udakakai@yg7.so-net.ne.jp
*この公演の収益の一部は、NPO法人「子供地球基金 KIDS EARTH FUND 」を通じて福島を中心とした東北地方の子供たちのために使われます。当日は、募金箱も設置いたしますので、ご協力いただければ幸いです。
お問い合わせ/お申し込み:宇高事務局
TEL・FAX:075−761−5639
メール:udakakai@yg7.so-net.ne.jp


宇高通成は金剛流シテ方能楽師。1947年生。重要無形文化財総合指定保特者。
